生命の炎9月号でご報告したように、梶原診療所ではWHO(世界保健機構)が提唱している「高齢者にやさしい診療所づくり」に取り組むことになりました。基準を満たし、「高齢者にやさしい診療所」として認定を受けるために、来年の3月までの1年間で、6回の職員向け学習会を行う予定になっています。
今回は第1回目の学習会「正常な老化とは」についてご報告致します。
突然ですが、「高齢者は・・・。」の・・・の部分に言葉を入れて文章を完成させてみて下さい。では次に、「私が年をとったら・・・。」という文章を完成させてみて下さい。二つの文章を比べてみて、何か違いに気付かれますか?
私達が高齢者について考えるとき、彼らをネガティブな視点で見がちです。しかし、私達は自分自身について考えるとき、もっとポジティブな視点で見ています。知らず知らずに内に、高齢者に誤解や偏見を持ってしまいがちであることを皆で共有しました。
次に、今回の学習会の中で最も大切なテーマである「老いることは病気ではない」ということを学習しました。「老いは発達過程の一部であり、私達がかつては皆、赤ん坊だったように、皆、いずれ必ず老いるのだ」ということを確認し、その上で、実際に高齢者になった時にどのようなことが不便なのかを身をもって感じるために高齢者疑似体験を行いました。
眼鏡や軍手などを使用して、視力や触覚などの五感の衰えを体感し、それを踏まえて高齢者に対する適切な応対方法を皆で考えました。
今後、スタッフの応対に反映されると思いますのでご期待下さい。



















